焼きそば研究所

2番 セカンド キャベツ

「焼きそばに具を入れるとして、何か一つしか入れられないとしたら何を入れる?」と問われたら、
私は胸を張って応えよう。

 

 

「キャベツを所望しよう」と。

 

 

古来(といっても第二次大戦後)、餃子などと共に中国大陸から日本にやってきたヤキソバが、

 

ソース焼きそばへと変化していく途上で、最初に焼きそばと結託したのがキャベツであるというのは、

 

ソース焼きそば業界ではよく知られた話である(うそです)。

 

 

 

なぜ、ソース焼きそばは、結託する相手としてキャベツを選んだのだろうか。

 

 

問いを変えよう。

 

中華料理風ヤキソバ(例えば上海風)と日本オリエンテッドのソース焼きそばの、
具材における最も大きな違いは何か。

 

それはキャベツの扱い、だろう。

 

疑問を持たれる貴兄は、中華料理屋に行き、中華風の焼きそばを食べられるといい。

 

いかにキャベツが低く扱われているかが理解できる。
裏を返せば、ソース焼きそばがいかにキャベツを重用しているか、ということだ。

 

なぜ、ソース焼きそばは、結託する相手としてキャベツを選んだのだろうか。

 

キャベツをいれることによって、量を水増しすることが可能だからだ。

 

 

戦後、キャベツは様々な野菜に比べ安価であり、
また今日にでも(天候不順により時に高騰することもあるが)

 

その玉としての存在感に比べても安価である。

 

 

 

ソース焼きそばーキャベツ結託説。私も、2番セカンドのいぶし銀的地位を与えざるを得ない。