焼きそば研究所

6番 ショート もやし

一般に、もやしに対する世間の評価というものは、冷淡である。

 

野菜界において、なんとなく低く見ている。これは圧倒的な低価格(一袋30円!)、
そして擬人的に比喩される「もやし君」に遠因があると考えられる。

 

しかし、ことソース焼きそばにおけるもやしは実にいい仕事をする。

 

 

まずは、セカンド・キャベツとの鉄壁の二遊間コンビにより、焼そば全体の量の水増しを企てる。

 

 

麺と豚肉が1人前づつしかないにも関わらず、キャベツ・もやしコンビが登場することで、
2人前にまで持っていくことが可能である。

 

いわゆる、4−6−3のダブルプレーが可能になるのである。

 

 

 

また、炒めたもやしの甘みが、ソース焼きそばの濃いめの味付けに、更なる奥行きを加えることになる。

 

 

 

クリーンナップが、塁上をきれいに掃除をしていった後に、改めて二塁打を打つべく6番を打たせたい。

 

しかも、滑り込まずに立ったまま二塁に到着である。あえて三塁は狙わず、悠々とした二塁打である。

 

ミスター・スタンディング・ダブル、もやしである。